昨日、スタッフに患者さまからメールでお問い合わせをいただきましたと連絡をもらいました。問い合せの内容は「子宮頸がんワクチンを貴院で受けれますか?」でした。スタッフからは「当院で出産いただいた患者さまからの問い合せです。ただ子宮頸がんワクチンを接種されたいのは、その娘さんです。」と、更に「その娘さんは、当院で生まれた方です!!!」
スタッフも私も興奮して、凄く嬉しくなりました。
その後、スタッフとお母さまとでメールのやり取りをしていたようで、お母さまの想いをお聞きして更に嬉しくなりました。
「先日、とある産婦人科医師の講演を拝聴する機会があり、若年層の性被害や性交経験の低年齢化について娘と一緒に受講しました。その後、娘と色々と話す事が出来、相談して子宮頸がんワクチンを接種することにしました。ただワクチンを打つだけなら小児科でも良いのですが、産婦人科を受診すること、子宮頸がん検診を受けることへのハードルを下げることを考えたときに貴院が最適だと思ったのです。」
私はクリニックを開業するときに「敷居が低く、誰でも受診しやすいクリニック」に拘って診療を行ってきました。
その想いが伝わっているのだなと本当に嬉しいです。これからも頑張って患者さまと向き合って行きたいと思います。